あなたの名前は忘れたけれど。
死にたいのに今日も生きる。


朝、7時に目が覚めた。

顔を洗って歯磨きをする。


仕事着に着替えて、軽くトースターでパンを焼いてかじりながら靴を履く。


玄関の扉を開けて、朝日の登った外へ踏み出した。


鍵を閉めて車の鍵を開けるボタンを押す。


ピピッと音がして、鍵が開いた事を確認して運転席は乗り込んだ。


キーを回し、エンジンをかけギアをドライブに入れ、アクセルを踏み込む。


パンは左手に持ってかじりながら。


いつもの道。通り慣れた狭い道路。


交差点に並ぶ、それぞれ不規則に光る黄色の光。


同じように右へ曲がる合図を出した。
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