あなたの名前は忘れたけれど。
君は彼女を作った。

私もそれを聞いて彼氏を作った。

君には言わなかったけど。


それが、4年前。


今度ば6年前と違って、互いに付き合う相手が居てもお互いを求めあった。


2人で遊んで、2人で快楽の闇に落ちていった。


私は変わらず、君に好きだと言えなかった。


こんなにも側にいて、1番近くまで身体を重ね合わせて、それなのに。


付き合う相手は、私じゃなかった。


また少し、悲しくなった。


ねぇ、君が。

何でも話してくれて、愚痴も言ってくれて、彼女の事で相談なんかしてきたりして、身体を求めてきて…


それが出来るのは、私がどう思うかなんて考えて居ないからなんでしょ。

都合のいい女なんでしょ。
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