あなたの名前は忘れたけれど。
そのままお兄ちゃんポジションの人はタクシーで家に帰り、私たちは路頭に迷う。


彼の提案で映画を見るためにホテルに向かった。


彼が見る映画は、決まって洋画だ。


「どうせ洋画でしょ?」と言えば、「あたりめーだ、ボケ」と返された。


ホテルに着いたら君はジーンズのポケットに入れていたものを放り投げ、お風呂に向かう。

私は面白そうな映画のタイトルを探す。


いつもの流れだった。


彼がお風呂に入っている間に化粧を落とし、映画を再生した。


しばらくして彼がお風呂から上がり、バスタオルを腰に巻きつけたまま部屋に現れる。


筋肉質な体が性欲をそそる。
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