私の好きなお好み焼き屋の店長は私の好みです
惚れやすい性格っていうのは、人に言われなくても判ってる。
格好良い人を見ると私の眼はすぐハートマークになるらしく、友達は「また?!」と笑う。
けれど、惚れやすいってことは人の良いところを瞬時に見つけられるってことだと私は思っている。
だから、これは特技だ!
あの人のことを、もっと知りたい。
ビジネス用の固い顔じゃなく、笑ったり、怒ったり、照れたり、考え事をしたり、そんな顔を見たい。
ユースケは高校時代からの友人で、大学四年生になってから偶然再会して、食事に行って、付き合うことになった。
「高校のときからずっと好きだった」
そう言われて驚いたけれど、告白されたということが嬉しくて、私はその場でオーケーしてしまった。
泡の浮かぶお風呂は昔夢見たお姫様のお風呂。
ラブホテルという場所は、そんな憧れのお姫様へと自分をしてくれる。相手の男はさながら王子の気分なのだろうか。聞いたことがないから判らない。
ふうっと泡を手に乗せ吹いてみると、その向こうにユースケがいた。
お風呂くらい一人で入りたい、という気持ちの優しい言い方が判らなくて、躰を重ねた後、私はいつも彼とお風呂に入る。
幸せそうに微笑む彼。
格好良い人を見ると私の眼はすぐハートマークになるらしく、友達は「また?!」と笑う。
けれど、惚れやすいってことは人の良いところを瞬時に見つけられるってことだと私は思っている。
だから、これは特技だ!
あの人のことを、もっと知りたい。
ビジネス用の固い顔じゃなく、笑ったり、怒ったり、照れたり、考え事をしたり、そんな顔を見たい。
ユースケは高校時代からの友人で、大学四年生になってから偶然再会して、食事に行って、付き合うことになった。
「高校のときからずっと好きだった」
そう言われて驚いたけれど、告白されたということが嬉しくて、私はその場でオーケーしてしまった。
泡の浮かぶお風呂は昔夢見たお姫様のお風呂。
ラブホテルという場所は、そんな憧れのお姫様へと自分をしてくれる。相手の男はさながら王子の気分なのだろうか。聞いたことがないから判らない。
ふうっと泡を手に乗せ吹いてみると、その向こうにユースケがいた。
お風呂くらい一人で入りたい、という気持ちの優しい言い方が判らなくて、躰を重ねた後、私はいつも彼とお風呂に入る。
幸せそうに微笑む彼。