キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
今までお父さん達が使っていた部屋が、二人の寝室。
その代わり、1階の和室がお父さん達の部屋として
空けてあるの。
もちろん、先生のお父さん達が来られた時も使ってもらうけどね。
唯が使っていた部屋は………
そのまま唯の部屋で良いよって。
いつか子供が出来て大きくなったら
子供たちに部屋を渡して
唯は先生と一緒のお部屋を使うことにしたんだぁ。
それに………
婚約期間中は、一緒のお部屋は無理だもん。
先生が怯えながら
『絶対部屋を分けないと四人に殺されてしまう』って
大真面目な顔で、言っていたから。
3月14日、ホワイトデー。
ちょうど一年前…………。
私は、ずっと片思いしていた先生に告白されて
お付き合いを始めたの。
付き合うことさえ怯え
泣きながら受け入れた彼女の席。
大切な人を作ることが………………怖かったんだ。
愛を知れば
同じだけの別れを経験するものだと思っていたから。
でも違った。
もちろん、お別れしないといけない場面にも
沢山触れた。
両親の離婚に、尋ちゃんの結婚。
梓ちゃんも、後数十日で園を辞め
日本を離れてシドニーへと旅立つ。
他のメンバーだって
大切な人と出逢い、お付き合いしてるから。
遠くない将来、お別れしないといけない日が来ると思うの。
その代わり、1階の和室がお父さん達の部屋として
空けてあるの。
もちろん、先生のお父さん達が来られた時も使ってもらうけどね。
唯が使っていた部屋は………
そのまま唯の部屋で良いよって。
いつか子供が出来て大きくなったら
子供たちに部屋を渡して
唯は先生と一緒のお部屋を使うことにしたんだぁ。
それに………
婚約期間中は、一緒のお部屋は無理だもん。
先生が怯えながら
『絶対部屋を分けないと四人に殺されてしまう』って
大真面目な顔で、言っていたから。
3月14日、ホワイトデー。
ちょうど一年前…………。
私は、ずっと片思いしていた先生に告白されて
お付き合いを始めたの。
付き合うことさえ怯え
泣きながら受け入れた彼女の席。
大切な人を作ることが………………怖かったんだ。
愛を知れば
同じだけの別れを経験するものだと思っていたから。
でも違った。
もちろん、お別れしないといけない場面にも
沢山触れた。
両親の離婚に、尋ちゃんの結婚。
梓ちゃんも、後数十日で園を辞め
日本を離れてシドニーへと旅立つ。
他のメンバーだって
大切な人と出逢い、お付き合いしてるから。
遠くない将来、お別れしないといけない日が来ると思うの。