キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
両親に報告して、私達家族は……
笑顔でこのお家を後にした。
ありがとう。
ここは今日でお別れだけど……
唯にも………尋ちゃんやお父さん達の胸の中にも
沢山の想い出があるからね。
今度は……
また、新しい家族に沢山の想い出を作ってあげてね。
心の中で呟いて
そっと………さよならをした。
「もう良い?」
優しく見守る先生の車に乗って
これから………唯のお家になるマンションへと帰る。
今日からホントに………あそこが唯のお家になるんだなぁ。
去年の忘年会の後で手紙を出した時には………
想像すら出来なかった未来。
でも………
洋介さんやお兄さんが教えてくれた
『出会った頃から、ここに向かって……悠人はずっと頑張ってきた。』って言葉。
唯にとっては、ホンの一年の出来事だけど……
先生は……
もっともっと前から、唯を見守って幸せに導いてくれてたんだよね。
「先生………ありがとう。」
ハンドルを握る左手を離して、唯の手の上に乗せてくれた。
温かい。
この手を繋いでたら………きっと素敵な未来が待ってるね。
笑顔でこのお家を後にした。
ありがとう。
ここは今日でお別れだけど……
唯にも………尋ちゃんやお父さん達の胸の中にも
沢山の想い出があるからね。
今度は……
また、新しい家族に沢山の想い出を作ってあげてね。
心の中で呟いて
そっと………さよならをした。
「もう良い?」
優しく見守る先生の車に乗って
これから………唯のお家になるマンションへと帰る。
今日からホントに………あそこが唯のお家になるんだなぁ。
去年の忘年会の後で手紙を出した時には………
想像すら出来なかった未来。
でも………
洋介さんやお兄さんが教えてくれた
『出会った頃から、ここに向かって……悠人はずっと頑張ってきた。』って言葉。
唯にとっては、ホンの一年の出来事だけど……
先生は……
もっともっと前から、唯を見守って幸せに導いてくれてたんだよね。
「先生………ありがとう。」
ハンドルを握る左手を離して、唯の手の上に乗せてくれた。
温かい。
この手を繋いでたら………きっと素敵な未来が待ってるね。