キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
大人??
「先生……………おはよう。」
昨日は、早くから布団に入って………グッスリ眠ったから
ちゃんと起こされずに目が覚めたの。
隣を見ると、随分前に起きたで有ろう先生の顔。
いつから起きてたんだろう??
向かい合ってニッコリすると
「そろそろ本気で、悠くんて呼ばない?」と
ちょっと不服そうな顔。
「だって、先生が幼稚園で間違えないように『先生』でって
言ったんだよ?」
「でも、もうみんなに報告しちゃったから
間違えても問題ないでしょう?」って。
確かにそうだよね。
婚約したこと、保護者にも一斉メールを流したって言ってたし。
コソコソしなくて良いんだよね?
だったら………
「悠くん、おはよう。」
もう一度ニッコリ笑って挨拶すると
「あぁ~良い!!
奥さん、って感じがしてきた!!」って……キスの嵐。
今日からは、ずっとこんなに甘い生活になるのかな?
元々、優しくて甘い人だけど………もっとそうなりそう。
でも……
『この愛情は、いつまで?』って……悩まなくて良いんだよね。
ずっと一緒。
「朝から何を考えてる?
俺のキスに慣れたなら、大人のキスをしちゃうよ。
キスで子供は出来ないから、園長に文句を言われないしね。
恥ずかしがっても、明日も明後日もずっと一緒だから
ホッペにキスの時みたいに、会ってくれない心配もないからね!
しちゃおう!!」
「えっ!あっ!!
ちょっと待って。
…………ここが………悠くんの隣が、唯の居場所なんだなぁって思ってたの。
離れる心配をすることもないんだって……。
目が覚めた時、隣に居るのが悠くんで幸せだなぁって。」
「そんな可愛いこと考えてたんだ。
だったら余計我慢できないよ。」
そう言うとキス。
だんだん深くなるキスは………
ずっと前に、一度だけされたキスだった。
「びっくりした?」
固まる唯の頭を撫でて
「焦らなくても、ゆっくり大切に大人にしてあげるよ。」って……。
もしかして………
昨日悩んでたこと………分かった??
相変わらず、エスパーのような先生に驚きながら
婚約して、ちょっとだけ進んだ二人の関係に
ドキドキしたの。
昨日は、早くから布団に入って………グッスリ眠ったから
ちゃんと起こされずに目が覚めたの。
隣を見ると、随分前に起きたで有ろう先生の顔。
いつから起きてたんだろう??
向かい合ってニッコリすると
「そろそろ本気で、悠くんて呼ばない?」と
ちょっと不服そうな顔。
「だって、先生が幼稚園で間違えないように『先生』でって
言ったんだよ?」
「でも、もうみんなに報告しちゃったから
間違えても問題ないでしょう?」って。
確かにそうだよね。
婚約したこと、保護者にも一斉メールを流したって言ってたし。
コソコソしなくて良いんだよね?
だったら………
「悠くん、おはよう。」
もう一度ニッコリ笑って挨拶すると
「あぁ~良い!!
奥さん、って感じがしてきた!!」って……キスの嵐。
今日からは、ずっとこんなに甘い生活になるのかな?
元々、優しくて甘い人だけど………もっとそうなりそう。
でも……
『この愛情は、いつまで?』って……悩まなくて良いんだよね。
ずっと一緒。
「朝から何を考えてる?
俺のキスに慣れたなら、大人のキスをしちゃうよ。
キスで子供は出来ないから、園長に文句を言われないしね。
恥ずかしがっても、明日も明後日もずっと一緒だから
ホッペにキスの時みたいに、会ってくれない心配もないからね!
しちゃおう!!」
「えっ!あっ!!
ちょっと待って。
…………ここが………悠くんの隣が、唯の居場所なんだなぁって思ってたの。
離れる心配をすることもないんだって……。
目が覚めた時、隣に居るのが悠くんで幸せだなぁって。」
「そんな可愛いこと考えてたんだ。
だったら余計我慢できないよ。」
そう言うとキス。
だんだん深くなるキスは………
ずっと前に、一度だけされたキスだった。
「びっくりした?」
固まる唯の頭を撫でて
「焦らなくても、ゆっくり大切に大人にしてあげるよ。」って……。
もしかして………
昨日悩んでたこと………分かった??
相変わらず、エスパーのような先生に驚きながら
婚約して、ちょっとだけ進んだ二人の関係に
ドキドキしたの。