キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
「明けましておめでとうございます。」
「今年は忙しくなりそうだけど……
一人じゃないんだって……覚えておいて。
もう、これからは全て二人の問題だからね。
幸せな一年にしよう」
新年の挨拶を二人でして、そのまま先生の実家に。
車で聞く話しは、唯の知らない先生の愛情。
「去年の正月は、久しぶりに実家に帰ったんだ。
夜中の電話を切って、その足で神社に行ったからね。
唯ちゃんのお守りをどうしても手に入れたくて。
年末に悩みを聞いて………
でも……あの頃は付き合うなんて無理そうだったから……
近くで支える代わりに、神様に身代わりを頼んだんだ。
神様をあれほど信じたことないよ。」って。
新学期にサラリと渡されたお守りに
これ程の思いが入っていたなんて………。
でも……
思い返すと、いつも先生はそうやって
唯が気づかない程さりげなく、支えてくれてたんだよね。
……………遠足や佐藤先生の時。
イチゴの鍵に家族の話し合い。
唯の家のこともそう………実家が無くならないようにしてくれた。
運転する横顔をじっと見つめていたら
「そんな可愛い顔するなら、このまま帰ってずっとキスして
お正月を過ごすよ。」って……。
………………それもちょっと魅力かな?
なぁ~んて。
でも、3日間ずっとイチャついてたから………
この車の距離が遠く感じちゃう。
「あぁ~。
そんな顔する唯ちゃんが悪いんだからね。」って言うと
ハンドルを右に切って
夏に来た海に寄ったの。
冬の夜の海は………
この前来た時と違う顔を見せ、とても静か。
世界に二人だけになったように思える。
「暗くて、怖い??」
変わらず唯の心配をしてくれる先生。
「ううん、大丈夫。
先生と一緒だから、怖くも淋しくもないよ。」
そう言うと、優しいキスをしてくれる。
さっきまで、あんなにエッチな顔をしてたのに
今は唯が不安にならないように気づかって…………。
「今年は忙しくなりそうだけど……
一人じゃないんだって……覚えておいて。
もう、これからは全て二人の問題だからね。
幸せな一年にしよう」
新年の挨拶を二人でして、そのまま先生の実家に。
車で聞く話しは、唯の知らない先生の愛情。
「去年の正月は、久しぶりに実家に帰ったんだ。
夜中の電話を切って、その足で神社に行ったからね。
唯ちゃんのお守りをどうしても手に入れたくて。
年末に悩みを聞いて………
でも……あの頃は付き合うなんて無理そうだったから……
近くで支える代わりに、神様に身代わりを頼んだんだ。
神様をあれほど信じたことないよ。」って。
新学期にサラリと渡されたお守りに
これ程の思いが入っていたなんて………。
でも……
思い返すと、いつも先生はそうやって
唯が気づかない程さりげなく、支えてくれてたんだよね。
……………遠足や佐藤先生の時。
イチゴの鍵に家族の話し合い。
唯の家のこともそう………実家が無くならないようにしてくれた。
運転する横顔をじっと見つめていたら
「そんな可愛い顔するなら、このまま帰ってずっとキスして
お正月を過ごすよ。」って……。
………………それもちょっと魅力かな?
なぁ~んて。
でも、3日間ずっとイチャついてたから………
この車の距離が遠く感じちゃう。
「あぁ~。
そんな顔する唯ちゃんが悪いんだからね。」って言うと
ハンドルを右に切って
夏に来た海に寄ったの。
冬の夜の海は………
この前来た時と違う顔を見せ、とても静か。
世界に二人だけになったように思える。
「暗くて、怖い??」
変わらず唯の心配をしてくれる先生。
「ううん、大丈夫。
先生と一緒だから、怖くも淋しくもないよ。」
そう言うと、優しいキスをしてくれる。
さっきまで、あんなにエッチな顔をしてたのに
今は唯が不安にならないように気づかって…………。