キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
車を運転出来ない私は…………
先生を病院に運ぶことが出来ない。
辛そうな先生を横目に途方にくれていたら
「先生、送ろうか?」と声をかけてくれた咲ちゃん。
「でも………咲ちゃんにうつったら…………。」
嬉しい誘いだけど、咲ちゃんにリスクがあると心配すると
「ねぇ、唯先生。
私が今日、何の当番だったか覚えてますか?」って。
えっと……………。
あぁ!
大型バスだ!!
先生のバスの当番だった。
「思い出した?
狭いバスの中で、インフル菌はいっぱいもらってるんですよ。
今更、車で送っても問題ないです。」
彩ちゃんのことで色々あって
ずっとずっと、元気のなかった咲ちゃん。
心配していても、原因の一つだった私が何か言うのもって………
中々声をかけられないでいた。
落ち込みが酷い時もあったけど
最近、ちょっとずつ元気になって
初めの頃のような、刺々しさもなくなってるの。
付き合いやすくなって
やっと年少組二人で力を合わせて、子供たちと向き合ってる。
もしかしたら…………
唯が先生と出逢ったように、咲ちゃんも心を許せる人に出逢ったのかも。
そうだったら良いなぁ。
先生を病院に運ぶことが出来ない。
辛そうな先生を横目に途方にくれていたら
「先生、送ろうか?」と声をかけてくれた咲ちゃん。
「でも………咲ちゃんにうつったら…………。」
嬉しい誘いだけど、咲ちゃんにリスクがあると心配すると
「ねぇ、唯先生。
私が今日、何の当番だったか覚えてますか?」って。
えっと……………。
あぁ!
大型バスだ!!
先生のバスの当番だった。
「思い出した?
狭いバスの中で、インフル菌はいっぱいもらってるんですよ。
今更、車で送っても問題ないです。」
彩ちゃんのことで色々あって
ずっとずっと、元気のなかった咲ちゃん。
心配していても、原因の一つだった私が何か言うのもって………
中々声をかけられないでいた。
落ち込みが酷い時もあったけど
最近、ちょっとずつ元気になって
初めの頃のような、刺々しさもなくなってるの。
付き合いやすくなって
やっと年少組二人で力を合わせて、子供たちと向き合ってる。
もしかしたら…………
唯が先生と出逢ったように、咲ちゃんも心を許せる人に出逢ったのかも。
そうだったら良いなぁ。