キンダーガーテン四 ~私の居場所に~
海晴ちゃん
気になりながらも、休んで遅れた分を取り戻そうと
間近に迫ったお遊戯会の準備をしていたら
年中組の席が揉めていた。
目線だけを向けると
海晴ちゃんと航君の言い争う声が。
普段、仲良しの二人だからちょっと心配。
よくよく聞いてみると、頭の痛い航君が
海晴ちゃんに痛み止をもらったのに『飲んだらダメ』だって言われてる。
…………………………どうして??
もしかしたら、期限が過ぎてたのかな?
ちょうど唯も、持ってるから渡してあげようかな?と
バックから取り出していたら
「ダメ!!」
「吐いて。」という、海晴ちゃんの叫び声と
「みぃ、落ち着いて。
飲んでないから。」と、抱きしめて背中を擦る航君の姿が。
えっ??
びっくりして固まる唯を無視して
3人が、唯にするように海晴ちゃんの世話を妬いている。
送り出した二人を眺めて
「たぶん、あの二人…………付き合ってるよ。
痴話喧嘩だから、大丈夫。」って……夏苗ちゃんが教えてくれた。
航君と海晴ちゃん?!
びっくりして、目をまん丸にしてたら
ポンと頭を叩く先生。
「そういうこと。
だから、心配ないよ。
明日には、いつもの笑顔を見せてくれるから。」って。
間近に迫ったお遊戯会の準備をしていたら
年中組の席が揉めていた。
目線だけを向けると
海晴ちゃんと航君の言い争う声が。
普段、仲良しの二人だからちょっと心配。
よくよく聞いてみると、頭の痛い航君が
海晴ちゃんに痛み止をもらったのに『飲んだらダメ』だって言われてる。
…………………………どうして??
もしかしたら、期限が過ぎてたのかな?
ちょうど唯も、持ってるから渡してあげようかな?と
バックから取り出していたら
「ダメ!!」
「吐いて。」という、海晴ちゃんの叫び声と
「みぃ、落ち着いて。
飲んでないから。」と、抱きしめて背中を擦る航君の姿が。
えっ??
びっくりして固まる唯を無視して
3人が、唯にするように海晴ちゃんの世話を妬いている。
送り出した二人を眺めて
「たぶん、あの二人…………付き合ってるよ。
痴話喧嘩だから、大丈夫。」って……夏苗ちゃんが教えてくれた。
航君と海晴ちゃん?!
びっくりして、目をまん丸にしてたら
ポンと頭を叩く先生。
「そういうこと。
だから、心配ないよ。
明日には、いつもの笑顔を見せてくれるから。」って。