キンダーガーテン四   ~私の居場所に~
「私……………キレイじゃないの。
…………………………唯ちゃんみたいだったら…………良かったのに………。
子供の頃………………母親の男に…………汚されたの。
……………………。
航の横にいたいよぅ~
自分が嫌い………………………。」

海晴ちゃんの告白は……………

想像以上だった。

さすがの先生も………………固まる。



海晴ちゃんが、いつも私に話してくれていたことが…………

頭によみがえる。

『キスから先を考えないなら…………別れた方がいい。
愛が深まらないのなら。』

それって…………海晴ちゃん自身の心の言葉だったんだね。

好きだけど…………

好きだから……………諦めてた。

前に、ポッキーをくわえて………

『唯ちゃん食べて。』ってしたことがあったよね?

もしかしたら…………ホントは、とってもドキドキしてた?

自身が汚れてるって………不安だった?

だったら……………………。

私の胸に顔を埋めている、海晴ちゃんの顔をあげて
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