お前なんか×××!!!
「ありがとう、大事にする」

「本当に、大事にしてよね」

「で?プロポーズの返事は?」


…はぐらかしたはずなのに、忘れないよね、そりゃ。




「仕方ないからしてやるよ」
「お前、強気に出たな」


「私の事、好きで好きでしょうがないんでしょ?」


私の言葉に、仁は笑ってまた抱き締めた。



「当たり前だろ?何年想ってると思ってんだ。幸せにしてやるから覚悟しろ」


「好きだよ、仁」


その言葉に赤面した仁は、なんだか可愛く見えて仕方なかった。


…幸せな結婚、そして、新たな家族が増えた。

男と女の可愛い双子。


「楓ー!にこと雷がまた泣き出した!」


部屋の中に仁の声が響く。

「もう、またあ?」

私は洗濯物干しかけで、駆け寄ると二人いっ変に抱き上げた。

すると、ピタッと泣き止んだ。

「そうかぁ、パパよりママがいいのねぇ」

そう言って、すりすりする。

すると、仁は一瞬ムッとして、次の瞬間には私を包み込むように抱き締めた。

「仁、苦しい」

「いいよ、俺には楓がいるから」

「…ばか」



色々あったけど、今では幸せな家族になりました。






end





おまけがあります

仁sideのお話です

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