届かない想い・愛される喜び
‥‥イーサンと花恋‥‥
イーサンは、相変わらず
忙しく世界を飛び回っているが
ルイスから
「そろそろ仕事をダンに任せて
社内の仕事をやって欲しい」
と、言われた。
ルイスもずっと付き合っていた
ベレッタと結婚し家庭を持った
兄弟の会社もかなりでかくなり
いろんな事が、ルイス一人では
賄いきれなくなり、イーサンにも
一緒にやるようにいったのだ。
イーサンも納得して
ダンに引き継ぎをはじめた
この数ヶ月・・
「イーサン、久しぶり」
「ああっ、元気だったか?」
「う~ん。そうね、
クスッ、あまり元気ではないわ
誰かさんが、相手にしてくれないから。」
と、耳元で小声で話すこいつは
俺の昔の女だ。
彼女は、
イタリアで有名なモデルのメリッサ
メリッサとは、体の相性も良く
一番長く一緒にいた女だ。
今では考えられない。
今は、花恋以外の女を抱くなんて
考えられないし、ヘドがでる。
と、考えていると
「キャっ」
と、メリッサがつまづいたのを
目の端にとらえ
体を支えると
「ありがとう。」
と、頬にキスをされた。
そこをパシャ、パシャと
写真に撮られてしまい
「メリッサさんとも
付き合っていたの?」
と、呆れて言う花恋に。
「昔の話だ。
メリッサがつまづいたから
支えただけだ。」
と、悪びれずに言うイーサンに
「ふぅ~ん。
メリッサさんみたいな
大人できれいな方を相手に
していたら私なんか
足元にも及ばないよね。」
と、言うと
「だから、誤解だと。
俺が、花恋に出会ってから
花恋一筋なのは、花恋が
一番わかっているだろう。」
と、今度は慌てて言うイーサンに
「そうかな?わかんない。
だって、イーサン、あちこちに
飛び回っているから。
どこで、なにをしてるか⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
と、言うから
「花恋。
花恋ってば悪かった。
誤解されるような事をして
二度とないようにする
本当に、悪かった。」
「・・・・・・・・」
「なぁ、花恋。
本当に、悪かったと思っている」
と、謝るが花恋は背中を向けたまま
下を向いている
どうしたものかと、悩むイーサン。
「イーサン・ベネットは
誰を心から愛してるの?」
と、小さい声で言う花恋に
「花恋・ベネットだけを愛してる」
と、後ろから抱き締めると
「クスクスっ」
と、笑いながら
「私もイーサンを愛してる。」
と、言う花恋に
「まじで、やめて
心臓に悪いから。」
「ごめんね。だけど
写真ショックだったんだよ。
事前にルイスとダンに
報告されていたけど。」
「えっ、二人に?」
「そう、写真でるけど
でっち上げだから、とね。」
「本当にすまん。
だけど、本当に愛してるのは
花恋だけなんだ。
信じてほしい。」
「信じてるよ。
でもショックだったんだから。
まあ、メリッサさんに心が揺れたら
私には勝目はないし
その時はさっさと
日本に帰っちゃうけど。」
「絶対駄目、絶対無理。
花恋と離れるなんて。」
と、言いながら
花恋の向きをかえて
キスをする
何度も啄むキスから
濃厚なキスを
舌を絡めて吸いあげられると
「‥‥ゥゥン‥‥」
膝の崩れそうに
イーサンは、花恋を抱き上げて
寝室のベッドへ運び
そっとおろして
上から花恋を見つめる。
花恋は、イーサンに手を伸ばし
首を近づけるイーサンに
腕を回すと
再び深いキスをされて
あっと言う間に
服を脱がされて
身体中を翻弄されて
頭が真っ白になりかけた所に
イーサンが入ってきて
「‥‥イヤッ‥ウン‥‥」
「‥‥ア‥ゥン‥ウッ‥もたっ‥‥ない‥」
イーサンに浅く、深く突き上げられ
二人は、一緒に果てる。
「花恋、昨日触れなかったから
まだ、足りない。」
と、言うと
花恋をうつ伏せにして
花恋の腰を持ち上げ、
後ろから入り込む
花恋の美しい背中が後ろにしなると
花恋の形よい胸を揉み上げながら
後ろから突き上げ
「‥アア‥ン‥もぅっ‥む‥りっ‥」
「‥‥かれ‥んっ‥あいし‥てる‥」
と、花恋の中にはき出して
花恋を抱き締める。
花恋は、肩で小刻みに息をしながら
ニコッと微笑むから
花恋にキスをした。
何度もキスをすると
花恋から甘い吐息がもれてきて
俺の分身がまた大きくなりそうで
俺は、花恋を抱き上げて
シャワー室に向かった。
俺の腕の中で、ぐったりしている
花恋が堪らなく愛しい。
二人で簡単にはシャワーを
浴び身体も簡単に拭いて
花恋を抱き締めて
ソファーに座る。
背中を撫でていると
花恋から寝息がもれたので
そっとソファーに下ろして
寝室に戻りシーツを変えて
綺麗にして
再び、花恋を抱き上げて
寝室のベッドに下ろし
俺も横になり花恋を抱き締めた。