恋のばかやろう
告白なんて

私には無縁なんです

「好きです!!良かったら私と付き合ってください」


「ごめんね、俺、まだ君のことよく知らないしまずは友達になりたいな」


「は、はい!お友達でも十分です!!」


うわぁ生告白盗み聞きしちゃったよ〜





告白とか勇気がどれだけいるか少女マンガを沢山読んでるだけあってとても分かる




とにかく、告白なんて私には無縁だし、



彼氏も欲しいけど好きな人に好きって言えないようじゃ私に彼氏が出来るのはまだまだな模様でございます


あ、紹介遅れました!私は早乙女エリと申します


4月に第1志望の高校、逢原学園に入学し

この1ヶ月でやっとこの生活に慣れて来ました


「エリ!おはよう!」

「凛子ちゃん!おはよう!」

凛子ちゃんは私の数少ない友人です!

ポニーテールの髪をクルって巻いてあるのがとっても似合う可愛らしいお顔立ちで、でもその反面性格は超がつくほど男前で色々相談出来る私にとってお姉ちゃん的存在なんです


「あ、今日エリ日直じゃん」


「え?!」

「何驚いてるの?www」

「凛子ちゃん!日直って何するの?!」

「え、エリ知らないの?! とりあえず時間になったら職員室に先生呼びにいって、日誌書いて.......ってそんな感じだけどわかんなかったら聞いてよ、サポートするから」

「凛子ち"ゃーん!!ありがと〜!!」


「おう!ほら!行っといで!!」
< 1 / 2 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop