上司との同居は婚約破棄から
「結婚式目前で浮気をされて人間不信になった。
元々、俺は無愛想な方で、天真爛漫な彼女に惹かれた。
そのせいか笑うことを忘れてしまったようだ。」
思い描いていたのと遠くない笑わない真実を本人の口から聞いて胸が張り裂けるように痛くなった。
きっと高宮課長が話してくれているよりもずっとずっと彼女のことが好きだったんだと思うと、胸が軋むように痛くなった。
「もう恋とか愛とかどうでもよくて、、。
まぁ、内田と関わる前の俺はそんな感じだ。」
内田と呼ばれて寂しく思う。
真実を話してくれて、その後に高宮課長は離れていってしまう、、。
そんな現実が目の前にあるのが分かった。