恋哀
- episode1 -
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ベッドの軋む音と息遣いが部屋に響いた。
「桜空ちゃん、、、、気持ちいいよ、、!」
今、目の前にいる男はそう言った。
気持ちいいのは貴方だけで、あたしは男の性欲処理機でしかない。
「今日も気持ち良かったよ、はいこれ!またよろしくね?」
満足そうな顔。
「ありがとう、またね」
男からあたしは2万を貰いホテルを出る。
身体を売ってお金を稼ぐ援交。
これは犯罪。
分かっているけど、自分の事を大切に出来ないあたしは、高校1年の夏、援交を始めた。
あんなことがなければ、あたしはこーゆー事をしていなかったのだろうか?
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