ビロードの背中
23時頃、レンタルショップに出かけていた。


イライラが納まらない私は、迷うことなくある韓国映画を手に取りレジに向かった。



珍しく、彼が声をかけた。



「この映画、暴力シーン多くて・・、

お客様にはちょっと苦手な作品かも。」



「――いいの。

今日、仕事で嫌な事あって、刺激が強いの見たい気分なの。」





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