ビロードの背中
トクベツナヨル
「――さあ、姉さんの話しようよ。」
「私の事は普段話してるじゃないの。
今日話さなきゃならない事なんて・・・。」
「姉さん、俺の年くらいの頃って、どんなだったの?」
「・・・今、25歳だっけ?
私の25歳は、にっくきゴルフ生活かな。
25歳か。戻りたいなあ、でも戻りたくないかなぁ。」
「・・ン?」
「自分に自信が無いのと、うぬぼれが強いのとが交差してた。
こう見えてもけっこう勉強家で、なんだか色々な資格取った。
一つ資格が取れるたび、女友達減っていった。
「私の事は普段話してるじゃないの。
今日話さなきゃならない事なんて・・・。」
「姉さん、俺の年くらいの頃って、どんなだったの?」
「・・・今、25歳だっけ?
私の25歳は、にっくきゴルフ生活かな。
25歳か。戻りたいなあ、でも戻りたくないかなぁ。」
「・・ン?」
「自分に自信が無いのと、うぬぼれが強いのとが交差してた。
こう見えてもけっこう勉強家で、なんだか色々な資格取った。
一つ資格が取れるたび、女友達減っていった。