やさしくしないで ~なぜか、私。有能な上司に狙われてます~
「そ、そんなこと言いましたっけ?」
「間違いなくそういったよ」
答えに困っている間に、課長が近づいてきた。狭い部屋だし逃げようがない。
「なっ、何で入って来るんですか!」
私は、浴室用のタオルで前を隠すのが精いっぱいだった。
「何でって、もう一度言うけど。浴びませんかと、君が誘って来たからだ」
私が口も聞けずにいると、顔を近づけて来た。
「止めてください」
「どうした。急に恥ずかしくなったか?」
恥ずかしいに決まってるでしょう?
ただの上司だと思ってる人に、裸をさらしてるのだから。
課長は、無防備になった私の顔を難なく捕まえた。タオルを押さえている手を無視して、私を壁に追い詰めた。
「昨日の事が忘れられない。また、キスしたくなった……」普段ぶっきらぼうに話す癖に、こんな時だけ甘い声でささやく。
そっと触れるようなキス。
顔を背けようとしても、すぐに直されて彼のキスを受けてしまう。
「間違いなくそういったよ」
答えに困っている間に、課長が近づいてきた。狭い部屋だし逃げようがない。
「なっ、何で入って来るんですか!」
私は、浴室用のタオルで前を隠すのが精いっぱいだった。
「何でって、もう一度言うけど。浴びませんかと、君が誘って来たからだ」
私が口も聞けずにいると、顔を近づけて来た。
「止めてください」
「どうした。急に恥ずかしくなったか?」
恥ずかしいに決まってるでしょう?
ただの上司だと思ってる人に、裸をさらしてるのだから。
課長は、無防備になった私の顔を難なく捕まえた。タオルを押さえている手を無視して、私を壁に追い詰めた。
「昨日の事が忘れられない。また、キスしたくなった……」普段ぶっきらぼうに話す癖に、こんな時だけ甘い声でささやく。
そっと触れるようなキス。
顔を背けようとしても、すぐに直されて彼のキスを受けてしまう。