【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

私はずっと、さっき決まった受付と客寄せ係が不満で項垂れている。

「ちゃんと自由時間もあるんだし、私が可愛い衣装作ってあげるから!」

美月は衣装係、爽君と奏多は大道具係で当日はお化け係を交代でやる。

私は小道具係と当日の受付。

はじめての文化祭なのに役割の責任が重すぎるよー!

「私も手が空いたら受付手伝うから!そんな暗くならないの!」
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