【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

………え?

「え?」

驚きの声を出したのは私ではなく、奏多だった。

「えって奏多、そりゃ今日の主役は澪ちゃんで決まりでしょ!」

「そーよね、その為にステージ前で待機してたんだから!」

美月と爽君はこうなるのが分かっていたかのようで、驚いているのは私と奏多だけ。


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