【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

『皆さん!今日ここに美男美女カップルの誕生です!盛大な拍手を!』

「「わーーーーーーー!」」

たくさんの生徒に見られて凄く恥ずかしいけど嬉しかった。

奏多と繋がれた右手が、これからも奏多の隣に居られることが。

「やるわね、奏多」

「あいつはやるときはやる男だよ!」

こうして私たちは無事に学校中が公認のカップルとなり、初めての文化祭は幕を閉じた。
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