【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「えぇ、何度か見てるから」

「あれは誰にでも出来る事ではない。例え陰陽師でも、澪の信頼が無ければ誰が呼ぼうと澪がこの体に戻る事はない。

私が初めてこの体に憑依した時、澪の記憶は全て私と共有された。そして私は澪が1番信用しているのが奏多だと知った。」

「…えっ。」

今まで黙って聞いていた奏多もこれには驚いているようだ。
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