【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に
「今までも、澪は奏多を信用していたが、今は以前を超える。澪の中で、奏多に全てを託す覚悟が決まったようだ。
流石にある程度信用している者でも、この力は強力だ。もし、2人の信頼関係に偏りが出れば、私はこの体を澪に返すつもりはない。
私も、澪を守ると決めたからな。もし、奏多が澪に相応しくないと判断した時は、私が澪を守らせてもらう。澪も承知している。」
「いや、澪は俺が守るから」
「ふん、今は私もお前を認めよう」