【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に
「私がみんなを巻き込んでる気がして。今日だって美月はあんなに怖い思いして…」
「澪のせいじゃないよ」
「どうして?私のせいだよ。私が、目が見えるようになりたいと思わなかったら美月も爽君も奏多もこんな目には!」
「澪!」
こんなに澪が感情を露わにするなんて。美月と爽を傷つけられたのが相当怖かったんだろう。
俺たちを危ない事に巻き込んでしまったと罪悪感で自分を責めているんだろう。