【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

私は、奏多の部屋に置いてある鞄を持って帰る支度をしていた。

ーーコンコンッ

「奏多ー?澪ちゃん、まだいるー?」

扉の外から奏多のお母さんの声が聞こえた。

「おばさん、ごめんなさい遅くまで。今帰る所」

扉を開けておばさんに答える。



< 185 / 248 >

この作品をシェア

pagetop