【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に


「何もしてませんよ。疑うなんて酷いなぁ」

「奏多!一体なにがっ!」

異様な霊気を感じたのか、慌てた様子で爽が教室に入ってきた。

「ああ、爽さんですね。お久しぶりです、暦です」

「こよっ…」

爽は、初めて会った時と姿が違う暦に驚いているようだ。

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