【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に


「話しはわかった。だけど今日はもう暗くなるし夜に行動するのは危険だ。

美月もはやく家に帰った方がいい。奏多、心配なのは俺も美月も同じだ。だけど、分かってくれるな?」

爽は、今から何の策も無しに動くのは危険だと言いたいのだろう。

たしかにその通りだ。

「俺は美月を送って帰る。奏多、今日はまっすぐ家に帰れ」

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