【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「うるさいなぁ!澪は僕のものだって何度も言ってるだろう!」

暦が私を抱き寄せ、守ってくれる。

「くそっ、結果が張れない」

「そうだろう、お前も、澪が死んだら困るでしょ?」

なんの話か全く理解が出来ない。

「澪、俺だよ。奏多だ。目を覚ませ」

「…かな、た?」

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