【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

暦の周りに青い炎が浮かぶ。

「なんだこれは!どうして突然!」

「私の主は陰陽師の力を持つ。そして私も春と同じ退治屋。これで意味が分かるか」

奏多は元々1人でも妖を隠り世に返す術を持っている。そして妖の世界の退治屋も、現し世で悪さをする妖を封じる力を持つ。

その力が掛け合わされ、音もなく、可視する間も無く包囲する力がうまれた。


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