【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「澪、こっち向いて」

奏多に言われて顔を上げるけど涙は止まらない。

「澪に涙は似合わないね。やっぱり笑ってるのが1番」

そう言って優しく笑う奏多。

奏多の目が細くなり顔が近づいてくる。

…キス、される。



< 234 / 248 >

この作品をシェア

pagetop