【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

学校の校門が見え始めると同じ制服を着た生徒の数も増えて、どんな友達が出来るかさらに楽しみになった。

「澪は最初、職員室だよ。こっち」

奏多に続いて私は教室ではなく職員室に向かう。それにしても広い学校だなぁ〜。道覚えられるかなぁ。

キョロキョロしながらあるいていると、「ここ」と奏多の声が聞こえた。

職員室に入るのはちょっと緊張する…。

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