【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

先生の後ろをついて教室に入ると、少しザワザワと話し声が聞こえた。

「はーい、ホームルーム始めるぞー。まずは、前から話してた転校生だ。望月、自己紹介して」

「あ、はい。えっと、望月澪です。ちょっと前まで目が見えなくて違う学校に通ってたんですが、手術をして良くなったのでここに通える事になりました。よろしくお願いします。」

自己紹介が終わるとクラスのみんなは拍手をしてくれて、澪ちゃんよろしくー、と声がかかった。

良かった、明るいクラスで。
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