【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「望月は如月と知り合いみたいだから、席は如月の隣な。如月、望月に色々教えてやれよ」

「はい。」

奏多は相変わらず短い返事をする。

「ずるいぞ奏多ー!学校の案内なら俺だって出来るのに!」

「そーだぞー、独り占めさせないからなー!」

そんな言葉を聞いて奏多はその声がする方にあっかんべしていた。
< 67 / 248 >

この作品をシェア

pagetop