【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に


午後の授業が終わり、教室にいる人もまばらになる中、私たちはまた4人で話していた。

「それにしても澪ちゃんは美人だよね、奏多が言ってた通り。」

「え?奏多がそんな事言ってたの?」

「言ってない」

「言わなくても奏多の事は分かる!」

「あはは、爽君はイケメンだし美月も可愛いから2人ともモテそうだね。」

「ありがとう、澪。私と爽は付き合ってるのよ」

「………え!?」

「そんなに驚く?」
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