【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に
「契約してる事。もしかしたら俺も力になれるかもしれないし、澪ちゃんがこの学校に通うって決まった時、奏多から話しを聞いたんだ」
「奏多が?美月、私の事、怖くないの?」
美月は妖が見える。その体質が故、たくさん狙われてきたんだろう。そんな妖を私は体に宿している。美月は私が怖くないんだろうか。
「私?全然怖くないよ。初めて見た時から澪は大丈夫だと思った。私、そういう勘は当たるから!」
美月は全て知ってて私と友達になってくれた。そのことが凄く嬉しかった。