【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

黒い瞳で奏多を見る。

「…奏多。大丈夫?」

「俺は何ともないよ、はやく爽達の所へ行こう」

「そうだね」

爽君と美月は少し離れた所にある公園にいた。

「美月!」

私は美月の姿を見つけるとつい駆け出していた。

「澪!大丈夫?怪我はない?」
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