今夜、色のない君と。



……そんなに痛いのか。



僕は投げつけたペットボトルを拾いに行って、ペットボトルの底の硬い部分(?)を自分の頭に当ててみた。



「いてっ」


「…いてって言ったよな今」


「言ってない」


「うそつけぇ!痛いだろ?痛いよな?俺はその10倍くらいの威力であたったんだからな」



まあでもバカにはちょうどいいだろ。



……地味に痛かったけど。



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