【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「なんであんたがここに?」


後ろにいた奏多が、
質問を投げかけてきた。


「幸奈ちゃんが
心配だからに決まってるでしょ!?
あなたもそうなんじゃないの?」


「そうだが・・・」


「あがっていいかしら?」


「はい!勿論!」


私はケーちゃん先輩をリビングに通して、
ソファーに座ってもらった。


「ケーちゃん先輩!
飲み物はコーヒーがいいですか?それとも紅茶?」


「ありがと?それじゃあ、
紅茶をもらえるかしら?」


「はい!待っててください!」


「おい幸奈、
さっき俺には何も用意しなかっただろ?」


「飲みたいなら自分で用意してー!」


「なんだと!?」


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