【完】女子校に行くはずだったのにっ!
紅茶をケーちゃん先輩に出すと、
ケーちゃん先輩は「ありがとう」
と言って紅茶を飲んだ。


「そうそう!
今日は勿論幸奈ちゃんが
心配で来たのもあるんだけど・・・
この前テストで2位になったんですってね!?
そのお祝いにケーキを買ってきたのよー!」


「・・・ケーキ?」


「そう!この前一緒に行ったカフェ、
あそこテイクアウトもできるから、そこで!」


「ありがとうございます!
お皿に乗せますね!」

私はケーキの箱を受け取ると
キッチンに向かった。


「あ!でも、
奏多君がいるとは思ってなかったから、
2個しかないけど・・・」


「あ、ホントだ・・・」


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