【完】女子校に行くはずだったのにっ!
実家が遠くて・・・


わざわざ帰るのも面倒だし・・・


帰りたくない・・・


違う・・・

最後のは言い訳じゃなかった・・・本音だった


「あー・・・。
あたしの実家、遠くて・・・
わざわざ帰るのも面倒かなー?って・・・」


「お前は何を言ってるんだ!?」


あたしが嘘をつくと、
突然野太い声が響き、前を見ると
今1番会いたくない人物がそこに立っていた。


「父さん・・・!」


「え・・・!?」

あたしの言葉に幸奈ちゃんも
驚いたように前に向き直った。


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