【完】女子校に行くはずだったのにっ!
ケーちゃん先輩は覚悟した様に一度頷くと、
真っすぐとお父さんの方を見て言った。
「俺、後継ぎにはなりたくない!
・・・ごめんなさい」
「そうか。
・・・わしはその言葉を待っていたんだ」
「え!?それってどういうこと?」
「お前が跡取りになりたくないと
思っていることは随分昔から気がついていた。
だから、ハッキリと言ってほしかったんだ、
”やりたくない”と、だが・・・」
お父さんは続けた。
「お前は遠回しに言い、
女らしいことが好きということを知って思ったんだ。
女は物事を遠回しに言うとわしは思っていたからな
・・・それは勘違いだったようだがな」
お父さんは私の方を見ながら言った。
真っすぐとお父さんの方を見て言った。
「俺、後継ぎにはなりたくない!
・・・ごめんなさい」
「そうか。
・・・わしはその言葉を待っていたんだ」
「え!?それってどういうこと?」
「お前が跡取りになりたくないと
思っていることは随分昔から気がついていた。
だから、ハッキリと言ってほしかったんだ、
”やりたくない”と、だが・・・」
お父さんは続けた。
「お前は遠回しに言い、
女らしいことが好きということを知って思ったんだ。
女は物事を遠回しに言うとわしは思っていたからな
・・・それは勘違いだったようだがな」
お父さんは私の方を見ながら言った。