【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「初めまして!私は朝香 凛音!
奏多がさっき言った様に、私たちは幼なじみなの!」

「朝香・・・?」

今まで黙ってた凛音が
帰ろうとしている幸奈に声をかけた。

その声に驚きながら幸奈は立ち止まり、
こちらに振り向いた。


そして凛音は幸奈に歩み寄ると、手を出した。


「よろしくね!?」


「え・・・。
ど、どうも・・・」


幸奈は恐る恐る凛音の手を握ると、
凛音は嬉しそうに笑った。


「私たちは一応幼なじみだけど、
ほぼ付き合いはなし、親同士が仲いいだけだから・・・
滅多に合わない親戚みたいなものだよ!?」


「え・・・?」


なんだそれ・・・?


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