【完】女子校に行くはずだったのにっ！

「はぁ！？来た時１番最初に行っただろ！？
もう忘れたのかよ！？」


「忘れた！・・・そうだ！
幸奈ちゃん！一緒に行かない！？」


「え！？なんで私・・・！？」


「おい！幸奈を巻き込むな！」


「幸奈ちゃんにいい話してあげる！」


「いい話・・・？」


「うん！ちょっと耳貸して・・・？」


そう言うと、
凛音は幸奈に何やら耳打ちをした。


「え！？ほ、ホント・・・！？」


さっきまで暗い表情をしていた幸奈の顔が
みるみるうちに明るくなっていった。


「うん！あたしが言えば簡単だよ！？
それで理事長室に連れてって欲しいんだけど・・・」