【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「よかったね!?」


「うん!」


私は大きな声で返事した。


しばらくして、私が自分の荷物を整理していると
ふと思ったことがあった。


「そういえばさ、
凛音ちゃんって奏多と仲いいの?」


「ん~?私と奏多の関係気になる~?」


何故か凛音ちゃんは
不敵な笑みを浮かべながら聞き返してきた。


「べ、別にそういうわけじゃ・・・
ただ、ふと思っただけで・・・」


「あはは!前も言ったでしょ?
奏多は幼なじみだけど、幼なじみほどなじんでないって!」


「ホントに親同士が仲良くて、お互い高校の理事長だし
留守番を2、3回一緒にしたくらい?だよ~!」


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