【完】女子校に行くはずだったのにっ!
思っただけのつもりなのにまたしても墓穴!


「えぇ!?ホントに男子校に通ってるの!?


「うっそー!?」


「なんでなんで!?」


周りが大騒ぎを始めた時。


「ハイハイ!」


凛音ちゃんが先生のように
手をパンパンと叩き、みんなを静かにさせた。

「幸奈ちゃんは今事情があって男子校に通ってるの!
みんな責めない!」


「別に責めてたわけじゃなくて、
・・・そ、そうなの?」

「幸奈ちゃんごめんね捲し立てちゃって」


「・・・ごめん」


さっきまで大騒ぎしていた女の子たちは
急にしょんぼりとした表情で謝ってきた。

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