【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「ところで君の名前はなに?」


「えっと・・・奏多・・・」


「私は幸奈っていうの!
よろしくね?奏多くん!」


彼女の笑顔に俺は一瞬で恋に落ちたんだ。

「うん・・・よろしく!」


絵本を読み終えた幸奈は
しばらくうっとりとした表情で絵本を抱きかかえてた。


「おもしろかった!
お姫様が王子様にお城へエスコート?
されて・・・綺麗なお洋服を着てさ!」


「うん・・・そうだね・・・」


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