【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「でも、だけど・・・
どうして興奮してる状態じゃ
お母さんに聞いちゃダメなの?」


「娘に亡くなった父親のことを
興奮状態で捲し立てられてみろ・・・
たぶん・・・」


「・・・?」


「たぶん、1番つらいのはお前の母親だ・・・」


その日の夜は少ししか眠れなかった、
おそらく1、2時間くらいしか眠れてないと思う。


朝かと思って目を覚ましても、
まだ2時だったり、2時30分だったり。

そんなことを3回くらい繰り返した。


やっとホントの朝を迎え、
私は少しだけボーっとする頭を拳で軽く叩き、
朝食を食べ着替えをし、実家に向かう準備をはじめた。
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