【完】女子校に行くはずだったのにっ!
そして私は、奏多の言葉のせいで
更に嫌な注目を集めることになってしまった。



通常の授業が始まる頃になっても、
私は一目置かれる存在になった、もちろん悪い意味で!


廊下を歩けば噂され、教室にいれば噂され、
授業中ですら落ち着かない様子で
チラチラとこちらを見る視線もある。

「幸奈どうした?気分でも悪いのか?」

当然のように同じクラスになった奏多が話しかけてきた。

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