【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「奏多・・・!」


「そうか、お前黒澤だったな・・・!
自分の女に手ぇ出されそうで怒ったか!?」


「あぁ、怒ってる・・・!
女一人相手に男二人で・・・、
遊園地にいたナンパ野郎よりクソだな・・・!」


「・・・は?遊園地?」


「とにかく、人の女に手ぇ出す
お前達がクソ野郎だってことだ!」


「・・・は!お前の物だったら
他の奴にもわかりやすいように名前でも書いとけよ!」


「入学式の時に言ったよな?
こいつに手ぇ出したらただじゃおかないって・・・?」


「・・・何する気だ?」


「お前を消す・・・」


奏多は持っていた花瓶を大きく振りかぶった。


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